2007年9月11日火曜日

[2007/09/29] 平成19年度電気関係学会四国支部連合大会発表論文募集

主催
電気学会,電子情報通信学会,情報処理学会,照明学会,映像情報メディア学会,計測自動制御学会,IEEE,電気設備学会 各四国支部

 平成19年度電気関係学会四国支部連合大会を下記要領により開催します.ふるってご投稿ください.
期  日
平成19年9月29日(土)(一般講演,特別講演,懇親会)
場  所
徳島大学工学部 常三島キャンパス〔徳島市南常三島町2-1〕
講演資格
講演者は,講演申込時に下記主催学会の会員(学生会員を含む)であること.なお,留学生については,国内外の電気関連学会の会員であれば講演資格を有する.
講演部門
「基 礎」,「放電物理」,「電力」,「電気機器」,「パワーエレクトロニクス」,「照明・電熱」,「計測」,「制御」,「電子回路」,「計算機」,「材料」, 「通信」,「映像メディア・画像処理」,「医用生体工学」,「情報処理基礎」,「情報処理応用」,「英語セッション」,「その他」(ただし,発表部門は実 行委員会において変更する場合がある)
講演内容
最近行った主催学会に関連ある研究,調査,設計,開発,工事報告,現地試験報告などで,学術的価値があるものとする.すでに発表済みのもの,あるいは発表予定の内容と著しく類似するものは受理しない.
講演件数
講演は1人1件に限る.ただし,同一人が数件の投稿論文の共著者になることは差し支えない.
講演形態
口頭発表(質疑応答を含め10分間).事務局が液晶プロジェクタを準備するので,発表者はパソコン等を用意すること.
講演論文
実 行委員会指定の「論文原稿見本」にしたがうこと.図面,写真等を含めてA4判用紙1ページの原稿を,ワープロ等を用いて作成すること.指定の様式から外れ た原稿は受理しない(特に,A4判用紙であること,上端30mm,下端25mm,左右おのおの18mmの余白を残すこと,講演題目の左に講演番号を挿入す るための余白を50mm以上確保することに注意).
講演申込
講演申込方法は,6月末までに下記の連合大会ホームページにて案内する.講演申込費の振込期限は下記投稿期限と同日とし,その振込確認をもって講演申込完了とする.
投稿期限
原稿は,平成19年7月27日(金)17時までに下記ホームページから投稿すること.投稿期限後の変更・訂正には一切応じない.論文集(CD-ROM)の発行日は平成19年9月15日(土)とする.
講演言語
論文および発表言語は,日本語または英語とする.
諸費用等
講演申込費(大会参加費を含む)および論文集(CD-ROM)代は,郵便局備え付けの振替用紙により送金すること.振替手数料は申込者負担とする.複数名同時に送金する場合は,全員の氏名を振替用紙の通信欄に記入すること.
・講演申込費(大会参加費を含む):正会員1,000円,学生会員0円,留学生0円
・論文集(CD-ROM)代:2,500円(送料込)
別刷の配布は行わない.
送 金 先
加入者 電気関係学会四国支部連合大会実行委員会
口座番号 01610-9-75070番
事 務 局
〒770-8506 徳島市南常三島町2-1 
徳島大学 大学院 ソシオテクノサイエンス研究部(工学部電気電子工学科内) 
平成19年度電気関係学会四国支部連合大会実行委員会 事務局担当 安野,北條
電話・FAX(088)656-7458(安野),7452(北條),E-mail: sjciee07@ee.tokushima-u.ac.jp
ホームページ
一般講演,特別講演,懇親会等の詳細および連合大会事務局からの連絡は,随時ホームページを通じて行う.
電気関係学会四国支部連合大会ホームページ http://sjciee.ymw.ne.jp/
そ の 他
優秀論文発表に対してつぎの表彰がある.
・電気学会論文発表賞B(35歳以下の電気学会会員対象)
・IEEEプレゼンテーション賞
(詳細は http://www.ieeeshikoku.eng.kagawa-u.ac.jp/presentation_award.html)
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[2007/09/18] SICEチュートリアルセミナーIEEE制御部門論文賞受賞記念 - 一般化KYP補題に基づく多目的ロバスト設計 -

主催・企画
計測自動制御学会 制御部門
  協賛
シ ステム制御情報学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,日本機械学会,日本鉄鋼協会,日本ロボット学会,人工知能学会,日本電気計測器工業会,土 木学会,ヒューマンインタフェース学会,スケジューリング学会,日本リモートセンシング学会,日本音響学会,日本応用数理学会,日本建築学会,日本航空宇 宙学会,日本知能情報ファジィ学会,日本フルードパワーシステム学会,バイオメカニズム学会,自動車技術会,プロセス計装制御技術協会,計装研究会(依頼 中を含む) [土木学会継続教育(CPD)認定プログラム]

 
  ご周知のとおり,SICE Annual Conference 2007が今年9月17日(月)~20日(木)に香川大学(香川県高松市)で開催されます.一昨年と同様にConference第2日目に,学生の皆さん から入社数年目の企業の方までを対象とした有料(賛助会員およびAnnual Conferenceに参加する学生は無料)のチュートリアルセミナーを企画したいと思います.今回は,2006年にIEEE Control System SocietyのGeorge S. Axelby Outstanding Paper Award 受賞(岩崎徹也教授(バージニア大),原辰次教授(東大))の高い評価を得られている一般化KYP補題に基づいた多目的ロバスト設計法に焦点を当てて,多 方面でご活躍中の原先生に平易に解説していただきます.
 まず,一般化KYP補題(システムの有限周波数特性)に基づく新しい制御系設計法について基本的な考え方や基礎となる理論を解説していただき,つぎに, 制御しやすいシステムとはどのようなものかという観点から,制御対象と制御器の双方の特性を活かして,より高性能なシステムを有限周波数特性に基づいて設 計するための統合化設計法ならびにその応用までを,最新の結果をふまえて英語および日本語で講義していただきます.
 Annual Conferenceにお越しの方は,ぜひこの機会にご参加いただければ幸いです.また,Annual Conferenceの参加者に限らず,どなたでもご自由に参加できますので,四国・中国地方周辺の研究者・エンジニア・学生の皆様には,この機会を逃す ことなく,ぜひ奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます.特に,賛助会員の方々およびAnnual Conferenceに参加する学生の方々は無料で聴講できますので,Annual Conferenceと同様に積極的なご参加をお待ちしております.なお,賛助会員リストは下記URLにてご覧いただけます.
http://www.sice.or.jp/annai/sancp.html
日  時
2007年9月18日(火) 15:30~17:30(英語)
                   17:40~18:40(日本語)
会  場
香川大学幸町キャンパス 教育学部幸町北4号館 2階 ROOM5(422教室)
〔高松市幸町1-1,電話(087)832-1000
http://www.kagawa-u.ac.jp/info/map/campusmap/saiwai_campus.html
交  通
JR線「高松」駅から,ことでんバス下笠居・香西線
「宮脇町」または「幸町(昭和町経由)」下車徒歩10分
講義題目
一般化KYP補題に基づく多目的ロバスト設計
講  師
原 辰次君(東京大学大学院システム情報学専攻)
講義内容(予定)
動 的システムはその周波数特性(ゲイン特性や位相特性)によって特徴付けられる.したがって,動的システムの設計は異なる周波数帯域における複数の周波数特 性の整形と考えることができる.本講義では,一般化KYP補題(指定した有限周波数区間の周波数特性を表す統一的な線形行列不等式条件)に基づいた多目的 ロバスト設計法を平易に紹介する.まず,その背景を述べた後,システム制御理論におけるKYP補題の位置づけを振り返る.つぎに,一般化KYP補題が誕生 した経緯を,「制御しやすさ」に着目した制御対象と制御器の統合化設計理論の考え方を通して紹介する.その後,KYP補題から一般化KYP補題への導出の キーとなる有限周波数区間の表現について説明し,一般化KYP補題の具体的表現形式ならびにその意味付けについて解説する.さらに,一般化KYP補題をど のように設計に応用するかのアイデアを述べた後,2つの応用例(PID制御器設計・FIRフィルタ設計)を通してその有効性を確認する.最後に,一般化 KYP補題のいくつかの拡張(ロバスト一般化KYP補題・時間領域特性との関係など)を紹介する.
本講義(2時間)は英語で行われる.しかし,より理解を深めることができるように,英語での講義の後,日本語における要点の解説と質疑応答の時間を1時間設けてある.
定  員
120名(定員になり次第,締め切ります.)
参 加 費
正会員 2,000円
一般学生 1,000円
会員外 3,000円
ただし,賛助会員の方々およびAnnual Conferenceに参加する学生の方々は無料です.
申込方法
当日のセミナー受付の混雑が予想されます.必ず事前申込ください.
参加申込URL: https://www.sice.or.jp/bukai_web_appli/sindex.html
内容の詳細および参加費支払方法
下記のSICE Annual Conference 2007のHP内にあるSICEチュートリアルセミナー情報(Tutorial Seminar(in English and Japanese))をご覧ください.http://www.sice.or.jp/sice2007/
当日のセミナー受付の混雑が予想されます.必ず事前支払い(振込他)ください.
問合せ先
水野直樹/名古屋工業大学機械工学科
電話(052)735-5339 FAX(052)735-5342,E-mail: nmizuno@nitech.ac.jp
米田 稔/三菱化学(株)技術・生産センター
電話(086)457-2970 FAX(086)457-2989 E-mail: 2804890@cc.m-kagaku.co.jp
伊藤 博/九州工業大学システム創成情報工学科
電話(0948)29-7717 FAX(0948)29-7709 E-mail: hiroshi@ces.kyutech.ac.jp
木山 健/大阪大学大学院工学研究科
電話(06)6879-7337 FAX(06)6879-7337 E-mail: tsuyoshi@watt.mech.eng.osaka-u.ac.jp
学会事務局
部門協議会担当/電話(03)3814-4121,E-mail: bumon@sice.or.jp
□講師紹介
原  辰次(はら しんじ) 君(正会員)
1976年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程制御工学専攻修了.日本電信電話公社,長岡技術科学大学を経て,84年東京工業大学工学部助教授,92 年同大学大学院総合理工学研究科教授,2000年同大学院情報理工学研究科教授.02年東京大学大学院情報理工学系研究科教授となり,現在に至る.ロバス ト制御,サンプル値制御,統合化設計,設計支援システムなどの研究に従事.工学博士.IEEE CSS George S. Axelby Outstanding Paper Award(2006),本会論文賞・教育貢献賞などを受賞.本会,IEEEのFellow.
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[2007/09/18] 部門連携SICE2007併設行事(Ⅰ)ワークショップ

主催
計測自動制御学会
  企画
部門連携推進WG,部門協議会

  本年度のSICE Annual Conference 2007(香川大学)にて,併設行事として,ワークショップ「ライフサイエンスを考える-部門連携に向けて-」を開催します.本ワークショップは,内外の 最先端ライフサイエンス研究を紹介する特別講演,本学会の各部会/調査研究会の生命・医療・健康・福祉などに関連した取り組みを紹介するセッション,およ びパネル討論からなります.開催の趣旨,プログラムは以下の通りです.多数のご参加をお待ちしています.
ワークショップの趣旨
超 高齢化社会の到来に備えて,生活・環境の安心・安全を支える技術が注目されています.さらに,バイオテクノロジーやナノテクノロジーなど高度先進医療の基 盤となる技術の開発が急速に進んでいます.本学会には,これらのライフサイエンスに関連する部門・部会が多数あり,社会のさまざまな要請に応えています. また,研究分野の多様化に伴い,新しい部会や調査研究会を設置することで対応してきました.しかしながら,ライフサイエンスの急速な発展に鑑み,学会とし ての基本戦略を策定し,関係部会の連携を図る必要があります.本ワークショップでは,その第一歩として,これまで独立に活動していたライフサイエンス関連 部門・部会のメンバーが一同に会し,ライフサイエンス研究の全体像とSICEにおける研究活動の現状を総括し,さらに,SICEのもつ技術のシーズを把握 し,今後の方向性を探ることを目的とします.
参 加 費
無料(事前申し込みも不要です)
期  日
2007年9月18日(火) 10:30より
会  場
香川大学幸町キャンパス 教育学部 3号棟 1階 314教室〔香川県高松市幸町1-1〕http://www.kagawa-u.ac.jp/info/map/
問合せ先
下記学会事務局へお願いいたします.
学会事務局
部門協議会担当/電話(03)3814-4121,E-mail: bumon@sice.or.jp
プログラム
10:30~10:45 ワークショップの趣旨説明
10:45~12:30 部会/調査研究会の研究活動紹介(第1部)
7部会/調査研究会(各15分・計105分)
13:30~14:25 特別講演:ライフサイエンスの現状と将来
田中 博先生(東京医科歯科大学)「生命情報のシステム論的解析」
14:25~15:20 特別講演:SICEにおけるライフサイエンスの切り方
木村英紀先生(理化学研究所)「細胞内制御プロセスの基礎理論をめざして」
15:30~16:45 部会/調査研究会の研究活動紹介(第2部)
5部会/調査研究会(各15分・計75分)
16:55~18:00 パネル討論
研究活動紹介していただく部会/調査研究会は以下です.
計測部門(パターン計測部会,ネットワークセンシングシステム部会)
制御部門(制御理論部会),システム・情報部門(マンマシンシステム部会,知能工学部会,生体・生理工学部会,ニューラルネットワーク部会)
システムインテグレーション部門(福祉工学部会,ユニバーサルデザイン部会,ロボット・セラピー部会)
産業応用部門(流体計測制御部会)
先端融合部門(バイオインフォメーションエクスチェンジ(BIX)調査研究会)
部門連携SICE2007併設行事(Ⅱ)
部門連携ポスターセッション

主催:計測自動制御学会
企画:部門連携推進WG,部門協議会

 SICE部門制の発足から7年半が経過し,他学会とは異なるSICEらしい部門制として成長,定着しつつあります.これまでは,各部門の自律的活動が中 心でしたが,今後は,理論・技術の発展や産業応用に役立つ活動の場として,柔軟に連携する横断型活動を目指していきます.そのために,SICEの事業の柱 となった部門活動の全体像をPRすることも重要と確信しています.
そこで,本年度のSICE Annual Conference 2007(香川大学)にて,併設行事として,部門連携ポスターセッションを開催します.SICE重点活動の1つである部門連携活動として,部門間の情報交 流による活動の活性化,境界領域の新研究テーマ発掘,研究者ネットワーク作りを狙いとして,6部門から現在設立している約50の部会,調査研究会からポス ター展示をしていただくポスターセッションを企画しました.多数のご参加をお待ちしています.
参 加 費
無料(事前申し込みも不要です)
期  日
2007年9月18日(火)~20日(木)
会  場
香川大学幸町キャンパス 教育学部 大学会館2F〔香川県高松市幸町1-1〕
http://www.kagawa-u.ac.jp/info/map/
問合せ先
下記学会事務局へお願いいたします.
学会事務局
部門協議会担当/電話(03)3814-4121,E-mail: bumon@sice.or.jp
スケジュール
2007年9月18日(火)~20日(木) 終日常設展示
2007年9月19日(水) 11:00~14:00 ポスターセッション開催
展示されるポスターの特徴
  各部会,調査研究会から1件ずつポスター展示を行います.ポスターには,活動内容に関する目的とゴール,背景と課題,戦略と方法,活動計画や成果などを簡 単にまとめ,図表を用いてビジュアルに展示します.約50のポスターを同一会場に同時に掲示することで,部門連携の可能性を参加者全員に考えていただきま す.
展示していただく部会/調査研究会は以下です.
<計測部門> センシングフォーラム委員会/温度計測部会/力学量計測部会/パターン計測部会/センシングフォトニクス部会/先端電子計測部会/ネットワークセンシングシステム部会
<制御部門> 制御技術部会/制御理論部会/知的システム構築のための適応学習制御調査研究会/先端制御技術のビークル応用調査研究会/多様な非線形ダイナミクスを生か した次世代制御調査研究会/エンジン・パワートレイン先端制御理論調査研究会/フォーメーション制御調査研究会
<システム・情報部門> システム工学部会/マンマシンシステム部会/知能工学部会/生体・生理工学部会/自律分散システム部会/ニューラルネットワーク部会/離散事象システム部会
<システムインテグレーション部門> メカトロニクスシステム部会/自動化システム部会/ロボティクス部会/福祉工学部会VR工学部会/レスキュー工学部会/ユニバーサルデザイン部会/相互作 用と賢さ部会/共創システム部会/ロボット・セラピー部会/安全回復システム部会/バイオシステム部会/RTシステムインテグレーション部会/ソフトマテ リアル応用部会/医工融合システム部会/人工生命体システム部会/触覚部会/バイオミメティックマシン部会/モーションメディア部会/分散知識・行動知能 調査研究会/社会におけるRTロールモデル調査研究会
<産業応用部門> 産業システム部会/計装技術交流部会/流体計測制御部会/計測・制御ネットワーク部会
<先端融合部門> 大規模システム安全保全・安全環境構築調査研究会/バイオインフォメーションエクスチェンジ(BIX)調査研究会
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[2007/09/17] SICE2007 Tutorials

実行委員長  秦 清治
(香川大学大学院)

 2007年度のSICE学術講演会(SICE Annual Conference 2007 in Takamatsu)は,9月18日(火)から20日(木)までの3日間,高松市内の香川大学幸町キャンパス教育学部にて開催されます.多数の皆様がご参 加くださいますよう,実行委員会を代表してご案内申し上げます.
 SICE学術講演会は,1986年より国際セッションを設けて,海外からの参加者を募って国際化を進めてきました.2002年の大阪でのSICE学術講 演会からすべてのセッションを英語化し,名称もSICE Annual Conferenceと改めて,完全な国際会議化を目指してまいりました.そして,2003年福井大会,2004年札幌大会,2005年岡山大会と段階的 に国際化を進めてきたあと,昨年2006年10月には,韓国自動制御・システム工学学会(The Institute of Control Automation and System Engineers, ICASE)との共催により,初めての海外での学術会議SICE-ICCAS2006の開催を韓国釜山で開催することができました.本会議は,1228編 の論文と1433人の参加者を得て,大成功でありましたこと,皆様方のご記憶にも新しいところではないかと思います.このうち,日本からの論文は652 編,参加者は838名と,SICEの国際会議として十分位置づけられる内容で開催できましたことも,非常に意義深い物であったと思います. SICE2007 in Takamatsuは,このSICE-ICCAS2006の成功を受けて開催される国際会議です.ぜひ,成功を引き継ぎたいものです.
 まず,開催期間ですが,SICE-ICCAS2006会議が2006年10月15日から17日に開催されましたことを受け,例年SICE Annual Conferenceは8月に開催されてきましたが,準備期間を考え,SICE2007につきましては9月開催といたしました.
 SICE Annual Conference 2007の規模につきましては,7月初め現在プログラム編成中ですが,申込みをいただき,Reviewを経てAcceptされました約620論文の講演 を,すべてオーラル形式で行います.うちオーガナイズドセッションでは約50件,270論文の講演が行われます.
 特別講演には,計測,制御,ロボット分野から各1人ずつ,そして地元から1人をお願いすることにいたしました.会議期間中の9:00から10:00の時 間帯では,プレナリー講演として,各分野の招待講演者にお話しいただきます.各予定ですが,9月18日朝には,NASAジェット推進研究所の Richard Volpe博士に"Robotic Space Exploration Technology Development and Mission Infusion"と題してご講演いただきます.9月19日朝には,理化学研究所のHidenori Kimura博士に"Control and Life-From Homeostasis To Allostasis"と題して,9月20日朝には,CERNの最高技術担当であるAlain Poncet氏に"The LHC at CERN: technical frontier aspects of the world largest scientific instrument"と題してご講演いただきます.また,9月19日総会前の特別講演として,高松にある“おいしさの科学研究所”の山野善正所長に" Estimation of "Oishisa" of Udon (Japanese noodle):うどんのおいしさの計測"と題してご講演をいただきます.
 本会議前日の9月17日には,2つのチュートリアル(有料)と2つのワークショップ(無料)が開催されます.チュートリアルには,9:00~12:00 に"Advanced Control and Signal Processing Paradigms in the New Millennium for Nano-Bio-Communication and Information Processing Systems",13:00~16:00に"Quantum Information, Measurement and Computing"が計画されています.ワークショップは,内閣府や(独)科学技術振興機構との共催で,「次世代ロボット共通プラットフォーム技術」, 「ロボット製作を通じた理科教育」が開催されます.17日夕方16:30~17:30には,Evening Special Talk(無料)としてWashington Univ.のT. J. Tarn博士により"Control of Decoherence in Open Quantum Systems Using Feedback:Quantum Internal Model Principle"が講演されます.
 SICE2007では,国際会議としてのAnnual ConferenceをSICEの活動を一望できる学会本体の会議として位置づけるために,いくつかの新しい試みを行っております.まず部門協議会から は,部門の活動を紹介し,連携活動をPRするために,会議期間中,ポスターセッションにて約50件のポスター掲示を行い,9月19日11:00~14: 00には掲示したポスターの前で説明を行います.併せて連携活動の一環として,併設ワークショップ「ライフサイエンスを考える-部門連携に向けて-」が開 催されます.また,SICE2007プログラム委員会に,各部門対応にトラックチェアマンを設ける,世界の各地域にリージョナルチェアマンを置く,など学 会の国際化に向けた体制の充実を図っています.
 会場となる香川大学幸町キャンパスは,あいにくちょうど改修期間となってしまい,皆様方にはご迷惑をお掛けするかもしれませんが,実行委員会一同,皆様を歓待すべく準備を進めております.多数のご参加を,心よりお待ちいたします.
copyright © 2007 (社)計測自動制御学会

[2007/09/17] SICE2007ワークショップ

期  日
平成19年9月17日(月)
会  場
香川大学幸町キャンパス
参加方法
どちらも参加費は無料ですが,ワークショップ2の教室に参加を希望する児童・生徒については事前の申込が必要です.詳しくはホームページをご参照ください.
ホームページ
http://imd.eng.kagawa-u.ac.jp/sice2007/ws.html
[ワークショップ1:WS01]次世代ロボット共通プラットフォーム技術
主催:内閣府,(社)計測自動制御学会 共催:文部科学省
 総合科学技術会議次世代ロボット連携群では,とくに各府省が推進するロボット研究開発を加速化し,ロボットによる新サービスを発掘することに資する基礎・インフラ技術「次世代ロボット共通プラットフォーム」を社会に提供することを中核ミッションに活動を展開しています.
 本ワークショップでは共通プラットフォーム技術として推進中の4課題について,各課題の進捗状況とそこで開発される環境プラットフォームおよびシミュ レータについて,その仕様,使い方の案について紹介し,最後に,プラットフォーム技術を普及させるための全体討議を行うものです.
多数のご参加をお待ちしております.
プログラム
14:00~14:20 次世代ロボット共通プラットフォーム技術 次世代ロボット連携群 佐藤知正(東大),松日楽信人(東芝)
14:20~14:40 ロボットタウンの実証的研究 九州大学 長谷川 勉
14:40~15:00 施設内外の人計測と環境情報構造化の研究 国際電気通信基礎技術研究所 萩田紀博
15:00~15:20 環境と作業構造のユニバーサルデザイン 産業技術総合研究所 大場光太郎
15:40~16:00 普及に向けて(全体討議) (司会:次世代ロボット連携群 大山英明(産業技術総合研究所))
[ワークショップ2:WS02]ロボット製作を通じた理科教育
主催:(独)科学技術振興機構,計測自動制御学会
 各地で開催されているロボット教室には,多くの子供達が参加し,ものづくりや理科に対しての関心を高めている.しかし,ほとんどの活動は実施団体のボランティアによって成り立っているため,その活動を全国に普及することは難しい.
  そこで,本ワークショップでは,実際にロボット製作教室を実施し,その活動を見ていただきながら,その内容および実施方法についてご意見を頂戴して,今後 のロボット製作教室の開催ならびに教材としての普及のための方策を探ることを目的としています.多くの方々のご参加とご意見をお待ちしております.
プログラム
10:00~12:30 マイクロロボット製作教室(対象学年:小学5年生~中学1年生)
10:00~16:00 梵天丸製作教室(対象学年:小学5年生~中学3年生)
13:30~16:00 レスコンシーズ(対象学年:小学3年生~小学6年生)
WS02への参加方法
ロ ボット製作教室の観覧は無料です.参加を希望される児童・生徒は,9月 10日までに,E-mailまたはFAXで,氏名,学校名,学年,住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス,希望する教室名(第1希望,第2希 望)を添えて,お申し込みください.応募多数の場合は,抽選となりますので,ご了承ください.
問合せ先
石原秀則(香川大学工学部准教授)
〒761-0396 香川県高松市林町2217-20
電話(087)864-2368,FAX(087)864-2369 E-mail: ishihara@eng.kagawa-u.ac.jp
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[2007/09/17] SICE Annual Conference 2007 in Takamatsu(SICE2007)

開催期日
2007年9月17日(月)~20日(木)
(9月17日(月)は,Tutorial/Workshopを実施)
会  場
香川大学幸町キャンパス〔高松市幸町1-1〕
参 加 費(講演論文集のCD-ROMを含む)

会員 学生会員 会員外 会員外学生
事前登録 20,000円 6,000円 25,000円 12,000円
当日登録 25,000円 8,000円 30,000円 15,000円
事前登録締切 7月31日(火)
プログラム
・特別講演 9月19日(水) 15:30~16:30
"Estimation of "Oishisa" of Udon (Japanese noodle):うどんのおいしさの計測"/ Dr. Yoshimasa Yamano (Institute of OISHISA Science, Japan)
・プレナリー講演Ⅰ 9月18日(火) 9:00~10:00
"Robotic Space Exploration Technology Development and Mission Infusion"/ Dr. Richard Volpe (NASA/JPL, U.S.A.)
・プレナリー講演Ⅱ 9月19日(水) 9:00~10:00
"Control and Life ----- From Homeostasis To Allostasis"/ Dr. Hidenori Kimura (RIKEN, Japan)
・プレナリー講演Ⅲ 9月20日(木) 9:00~10:00
" The LHC at CERN: technical frontier aspects of the world largest scientific instrument"/ Mr. Alain Poncet (CERN, Switzerland)
・講演論文 約620論文,うち一般セッション350論文,オーガナイズドセッション約50件,270論文を予定.オーガナイズドセッション一覧は,SICE2007ホームページで見ることが出来ます.
飲み物
9月18日~20日 9:30~17:30 香川大学学生会館2F ポスター会場にて,ソフトドリンクが無料で提供されます.
Welcome Reception
日 時
9月17日(月) 17:30~19:00
会 場
香川大学学生会館1F 食堂内特設会場,無料
Closing Session & Farewell Party
日 時
9月20日(木) 17:30~19:00
会 場
香川大学学生会館1F 食堂内特設会場,無料
Banquet
日  時
9月19日(水) 18:30~20:30
会  場
ANAホテルクレメント高松
事前登録 5,000円 同伴者 4,000円 学生 3,000円
当日登録 7,000円 同伴者 6,000円 学生 3,500円
Laboratory Tour
日  時
9月21日(金) 9:00~16:00
出発場所
ANAホテルクレメント高松ロビー
見 学 先
香川大学工学部のナノ計測,ヒューマンインタフェースなどの研究室や,近くの香川県のインキュベーション施設,From香川にあるナノデバイス開発設備などをご覧いただきます.
定  員
30名(先着順),参加費:4,000円
Family Program
日  時
9月18日(火)および9月19日(水)
出発場所
ANAホテルクレメント高松ロビー
会議に同伴されたご家族向けのファミリープログラムが用意されています.高松市内,香川県内の観光地を訪問します.
第1日目:高松市内観光 9月18日(火) 9:20~15:30
栗林公園と四国88カ所の寺院の1つである根来寺を訪れます.料亭二蝶にて昼食を取ります.
第2日目:香川県内観光 9月19日(水) 9:20~16:00
丸亀城,金比羅山を訪問します.琴平では江戸時代の歌舞伎小屋,金丸座を見学します.琴平の由緒あるうどん屋で,昼食を取ります.
併設行事(いずれもSICE2007と同じ会場で行われます.)
以下,スケジュールのみ.詳細は個別のお知らせ記事をご覧ください.
・チュートリアル1 9月17日 9:00~12:00 (有料)
Advanced Control and Signal Processing Paradigms in the New Millennium for Nano-Bio-Communication and Information Processing Systems
・チュートリアル2 9月17日 13:00~16:00 (有料)
Quantum Information, Measurement and Computing
・Evening Special Talk 9月17日 16:30~17:30 (無料)
Control of Decoherence in Open Quantum Systems Using Feedback:Quantum Internal Model Principle
・ワークショップ1  9月17日 14:00~16:00 (無料)
「次世代ロボット共通プラットフォーム技術」(日本語)
・ワークショップ2  9月17日 10:00~16:00 (無料)
「ロボット製作を通じた理科教育」(日本語)
・ワークショップ3  9月18日 10:30~18:00 (無料)
「ライフサイエンスを考える-部門連携に向けて-」
・部門活動のポスター展示 会議期間中掲示
ポスターの説明時間 9月19日(水)  11:00~14:00
SICE Week 2007
内 容:SICE事業委員会において,学生・児童を対象に科学技術への興味を喚起するためのつぎの企画を実施します.
・SICE 夏休みこども工作教室 
日 時
8月20日(月) 10:00~12:00および14:00~16:00の2回
会 場
香川大学,徳島文理大学 
内 容
県内の小学生計100名を対象,ソーラーカー組み立て
・SICE 高校生向け科学技術セミナー
内 容:外国からの講師による先端科学技術紹介(英語)
[高松一高会場] 9月18日 15:30~17:00
講 師:Mr. Alain Poncet (CERN, Switzerland)
講 演:"CERN, LHC, Magnets and Superconductivity"
[高松高校会場] 9月19日(木) 15:50~17:00
講 師:Prof. Guenter Schmidt (TUM, Germany)
講 演:"Robotics for the Benefit of Humans"
宿泊など
旅行代理店に会議登録,ホテル等の受付を委託しておりますので,SICE2007のホームページからお申し込みください.
参加登録の申し込み方法
・ 講演会当日は,受付が大変混み合うことが予想されます.講演会参加,および懇親会参加の登録は,SICE2007ホームページからの事前登録が便利です. 7月31日までに登録を済まされますと,参加費が割引になります.当日のお取り扱いは時間を要しますので,事前登録をお勧めします.
・2週間前までに事前登録を済まされた皆様には,あらかじめ名札ラベル,講演会プログラ ムやCD-ROMとの交換チケット,懇親会,見学会等への参加章等をお送りいたします.必ず当日お持ちいただけますようお願いします.お持ちいただけな かった場合,確認して再発行するためには,時間を要します.
・8月1日以降に登録を取り消された場合,登録料等はお返しできません.
・ツアー等に参加ご希望の方も,参加登録のホームページから参加の申し込みと一緒にお申し込みください.なお,バスなどに余裕のある場合に限り,講演会会場での受け付けも可能です.
事前登録申込先
ホームページhttp://www.sice.or.jp/sice2007/
 香川大学幸町キャンパスの大会期間が,運悪く建物の改修期間中に当たってしまいました.皆様方にご不便を掛けないよう,実行委員会一同努力しますので, ぜひ多数の皆様のお出でをお待ちします.                                                                                                   

SICE2007実行委員会


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